音楽制作で愛用しているケンジントンのトラックボール「SlimBlade Trackball」のメンテナンス中にボールを落としてしまい傷がついてしまったのですが、引っかかりで操作に支障が出てしまいメーカーサポートに問い合わせてみました。
トラックボールはボールをコロコロ回して、その動きをセンサーが拾ってカーソルが動く仕組みです。ホコリや汚れがボールやセンサーに溜まると、カーソルが飛んだり動きがぎこちなくなったりします。
そういう理由で定期的に汚れを拭いたり、メンテナンスが必要になります。
先日、そのメンテナンス中に気を抜いてボールを落としてしまい、1ミリほどの窪みが出来てしまいました。
試しにそのボールで操作してみると、やはりゴトッ、ゴリゴリ・・・と、たまに引っ掛かりが発生するようになってしましました。
このままだとカーソルの操作に非常にストレスを感じるようになってきました。
そこそこ高価なトラックボールということもあり、買い替えは流石にキツイなと思い、保証期間という事で修理できないか?と考えました。
果たして、トラックボールの「ボールのみの修理」は可能なのか?
購入した店で聞く前にケンジントンのサポートに問い合わせメールで聞いてみることにしました。
ボールの交換となると金額は一体いくらくらいになるのか。
気に入ってるトラックボールなだけに、買い替えか修理かなぁと思っていたところ、問い合わせをした次の日に返信が来ました。
何と、無償で交換との事でした!
ボールのみの販売はしていないとの事。運良く交換品があったとの事で、ラッキーでした。
住所など必要事項を返信すると、中1日でボールが着払いで到着。
仕事でも毎日使用していたので、この迅速な対応は非常に助かりました。最悪買い替えも考えていましたので、メーカーさんの、こういうサポートはとてもありがたいですね!
という感じで、今回は「アコ・ブランズ・ジャパン株式会社」という会社のサイトの「お問い合わせフォーム」の対応についての一幕でした。
「SlimBlade Trackball」についてですが、
トラックボールは使い始めの時はなかなか慣れない部分もあります。
ところが、一週間、二週間と使い込んでいると、徐々に手の脂や摩耗などでボールの動きが滑らかになってきます。
この辺りになるとようやく細かいカーソルの動きや、クリック操作にも違和感が無くなってきます。
マウスのように動かす必要がないので、小さなスペースで操作できて、手首の負担もかかりにくいという事で腱鞘炎対策にもなるというメリットがあります。
ミキサーを置いたり、鍵盤楽器を置いたりと作業スペースが限られる音楽スタジオなどでは愛用している方々も多い印象があります。
デメリットとしては、今回の記事の通り、メンテナンスを定期的に行う必要があるのと、カーソルの動きは使うパソコンのドライバー(ソフトウェア)次第でかなり変わってしまう点だと思います。
自分は用途で使い分けていますが、もの凄く細かい作業の時は、解像度の高いゲーミングマウスで操作しています。
音楽制作ソフトやブラウジングなどは、トラックボールの方が楽だなぁと感じています。
これからもケンジントンの「SlimBlade Trackball」を大事に使っていきたいですね。
関連リンク
ケンジントン SlimBlade Trackball